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HOW TO XENON MAKE−藤鯨小悪魔子の場合−fujirakodebisu no baai |
☆ウィッグ(カツラ)
→ふじらは東京・吉祥寺にあるG−UNIT(*1)で購入しました。
最近は通販もやってるみたいですね。
24,000円しました。他にも新宿オカダヤ(*2)の服飾コーナーや
東急ハンズのパーティーグッズコーナーなどで入手可能です。
こちらで購入すれば値段がお安いですが、質は落ちます。
(内側がチクチクするんだって・・・)
*1 聖飢魔IIの戦闘服制作を担当していたJAP工房という会社の
お店。聖飢魔IIが解散したので既に売ってないかも(-_-;
0422-49-1347(11:00〜20:00)
*2 販売店紹介のページに場所が載ってます(^-^)
☆ツノ
→ふじらは紙粘土で作りました。お勧めはデビカの
「ふわふわかる〜ん」という紙粘土です。
200円とお安い上に、水っぽくなく、ひび割れも少なく、何より軽いのが特徴です。
簡単な形のツノでしたら絶対にコレをお勧めします。
紙粘土で形を造り、乾いたら油性のスプレーペンキで色を付けます。
一週間くらい放置しておくとシンナー臭くなくなり、色も落ち着きます。
(裏返して2〜3回ずつ両面に色を付けるとキレイに仕上がります。)
色が付いたら、根元にキリで穴を開けて、糸と針でウィッグの
内側に結び目が出るように縫います。
ツノの位置は自分で調節して下さい。
(*戮からの補足*ツノを自分で造るのが面倒くさいという人は、
ウルトラ怪獣のソフビ人形 (\480〜\800くらい)のシッポを使っても、
なかなかいい感じに仕上がります(笑)
戮は"変異昆虫シルドロン"ってヤツのシッポを銀色に塗って使ってます(笑))
☆ドーラン
→ふじらも「三善」のドーランを使ってます。
色は教えて貰ったわけではないので、実はわかりません。
一応、ふじらが使っている番号で・・・
白・・・グリースペイント NO.4
赤・・・ライニングカラー NO.4B
黒・・・ライニングカラー NO.1
☆粉おしろい&パフ
→三善の粉白粉NO.SW(透明)
パフも三善の粉白粉と一緒に売ってるモノを、そのまま使ってます。
少々高いですが、同じメーカーだと容器にスッポリ入るので使い易いです。
☆筆
→白と赤のドーランには市販のリップブラシを使っています。
リップブラシはワンタッチで出し入れできるモノがお勧めです。
ブラシになっている部分が中に入るので、蓋もいらず、とってもコンパクト。
他のブラシも汚しません。使った後すぐにティッシュで拭いてしまえば清潔です。
黒いドーランには高いけど「三善」のイタチ毛(?)のリップブラシを使用。
1,200円だったと思います。XENONメイクは黒い線が命です。
是非、このブラシを一度お試し下さい。
パウダー(粉白粉)をはたく用には、絵の具筆を使っています。
コレは家にあったから・・・なので
皆さんはちゃんとしたモノを使って下さい(ちょっと痛いので)。
白用は太め、色は少し細目が良いです。
余分なパウダーをはらう用は、太めの絵筆。
☆メイク落とし
→クレンジングクリームとラストローション。どちらも三喜です。
☆ティッシュ
→クレンジングクリーム用です。
☆コットンパフ
→ラストローション用です。
☆鏡
→取っ手付きのモノ。片手にドーランと鏡を持てると便利です。
☆タオルと洗顔料
→水がある所でメイクを落とせたら顔を洗うのに使用。
☆ウェットティッシュ
→色々便利です。
☆ヘアブラシ
→ウィッグを梳かしたり、自分の髪を梳かしたりします。
☆ゴミ袋
→出したゴミは、きちんと持ち帰りましょう。
☆お手本の写真
→ふじらは「愛と虐殺の日々」のバンドスコア及びツアーパンフに載っている
アップの和尚の写真をお手本にしています。
お手本は毎回持って行き、じっくり見ましょう。
毎回見ていても少しずつ違ってしまう人もいます(ふじらのように・・・)
☆下地クリーム
→ふじらはあまり使いませんが、お肌が心配な人は、ドーランを塗る前に
下地クリーム等を使って下さい。乳液なんかでもいいと思います。
*( )内はあくまでも、ふじらが気を付けているポイントです。
もしくは、ふじらがいつもやってること。
★まず上からしか着られない戦闘服、メイクした後からでは色が付く心配のある
戦闘服は、最初に着替えてしまいます。
(あまりゴツイ格好だと逆にメイクしにくくなるので要注意!!)
★目やに、鼻水、ヨダレなどがないか、鏡をよく見ます。
(塗ってしまうと鼻もかめません。風邪に注意!事前に顔の産毛を剃っておくと
メイクのノリも良いです。)
★下地クリーム等を塗る人は、ここで塗ります。
★前髪をヘアバンドやヘアピンで上げます。(後ろ髪も長い人はまとめて下さい)
★和尚の写真を見やすい位置に置きます。
★白いドーランを塗ります。
(ふじらは右手利きなので、右手に白用リップブラシを、左手に鏡とドーランを持ちます。
それから、ふじらはペンシルで下書きをしません。白いドーランが本番と同時に
下書きの役割をします。)
・まず最初に、うすく大体の模様を書いてしまいます。
・赤と黒以外のところをムラなく、キレイに塗ります。
(この時、リップブラシの幅で一筆分くらい多めに塗っておくのがポイントです。
白は多くても、あとで赤で塗りつぶすことが出来ます。足りなくて付け足すと
修正が目立ち、ムラになってしまいます。それから鼻の穴の中を少し塗っておくと
鼻の穴が小さく見えるという効果もあります。この時、鼻毛が目立たないように
注意して下さい。)
・特にアゴや頬の周りなどに筆の跡がわかるような線がないか、チェックします。
(もし全体をリップブラシでやるとムラになってしまうという方は、柔らかい絵筆か
習字筆などの、やや太めの筆に変えてみると良いです。ふじらはリップブラシで
ちょこちょこ塗っていくのが好きです。)
★白粉をはたきます。
(パフの毛足の波が跡にならないように上から押さえるようにはたきます。
特にドーランがパフに付いてしまい、ムラになったり、肌色が出てしまうコトがあるので
パフにまんべんなく粉が付いているか、よく確かめましょう。
白いドーランにはたく白粉は、触ってみてサラサラする程度まではたいて下さい。
そうするとペチペチ叩いても全然、手に付きません。)
★余分な白粉をはらいます。
(太い絵筆で、白粉をはらいます。上からはらっていき、肌色の部分は特に丁寧に
はらって下さい。肌色の部分に粉が残っていると、赤や黒を塗る時に、粉が筆に付いて
ゴロゴロしてしまいます。まつげや眉毛に付いた粉もキレイにはらって下さい。
白いドーランの上も、余分な粉が付いていると、どんどん油分を吸い上げて、
ひび割れの原因となるので、まんべんなくブラッシングして下さい。)
★赤いドーランを塗ります。
・上から左右対称になるように丁寧に塗っていきます。
眉毛の地肌にもしっかり塗り込んで下さい。
・白いドーランが多すぎる部分は、慎重に修正していきます。
・赤いドーランも白同様、ちょっと多めに塗っておくことをお勧めします。
(赤いドーランは多くはみ出すと、あとで黒で修正したときに、模様が
どんどん広がってしまうので、黒い線が入る予定のギリギリの所で止めます。
線以外の黒がくるところは多く塗っても、あとでいくらでも修正がききます。
ただし、赤のあとに白粉をいったんはたく・・・ということはしないので、
黒のあとに赤を足すという修正は出来ません。ココで言う修正は、あくまでも
濃い色で潰す、という修正ですから、潰せる範囲ではみ出して下さい。)
★黒いドーランを塗ります。
・上から書いていくと、あとで鼻の頭を手でこすってしまう、
というトラブルが少ないと思います。
・真ん中の線は、息を止めながら気合いを入れて書きます。
一息に書こうとするよりは、少しずつの方が上手くいくかもしれません。
***黒いドーランを塗る上での注意点!***
・XENONメイクの黒い線は、他の構成員のメイクより、やや太めに書きます。
・このやや太めにしっかりした線を、全て同じ太さで書き上げます。
・赤や白のドーランの多いところを修正するには、最初から太い線を書かずに、
一度細い線を下書きしてから、なぞるとキレイに修正できます。
・円を書くときには、筆の家の面がひっくり返らない用に、手首を使って書きます。
・先端のとがっている部分は、習字の「はらう」の様な筆運びで書くと、かすれてしまうので
ドーランの容器のそこの部分で、筆先をとがらせて、
そっと色を乗せるように先端から書いていきます。
・白や赤が混じって、灰色や茶色っぽくなったところは、
線が太くならないように気を付けながら
上から色を重ねて、キレイな黒にします。
(とにかく黒は修正がきかないんだ・・・という気持ちで、緊張して書いて下さい。
そして緊張はしても、焦らず、ゆっくりと書いて下さい。
深呼吸をしたり、手足を伸ばしたりして
途中で集中力を切らさない工夫をしましょう。
黒にはたっぷり時間をかけて、キレイなXENONメイクを!)
★再び粉白粉でおさえます。
(こすらず、たたかず、上から軽く触る程度におさえます。この時パフにたっぷり粉を付けて
おさえると、粉が付きすぎて、赤と黒が白っぽくなってしまうので、パフに付ける時から
粉は軽めにします。赤と黒の上には、白ほど粉をはたきません。光に当たってテカらない
程度におさえます。唇の内側まで粉をはたいておくと、
黒いドーランが歯に付きにくくなります。)
★再び余分な白粉をはらいます。
(絵筆の細目の方で、赤いドーランの上に付いた粉からはらいます。
この時、筆が真っ赤になりますので、白いドーランの上をはらわないように気を付けます。
ティッシュで筆の汚れを落として、黒いドーランの上の粉もはらいます。
この時も、筆が黒くなりますから、白い部分に色が付かないように注意して、慎重に
はらいます。もちろん赤の上をこすっても黒くなってしまうので、黒いところだけをはらいます。
ふじらは赤と黒のドーランは、完全に油分を取らないので、少し湿った状態になります。
この粉をはらうという作業によって、ドーランの上に付いてる粉とドーランを程良くなじませる、
という効果が得られます。これも少し時間がかかりますが、
良い色に仕上がるので頑張って下さい。)
★仕上げに白いドーランの上にかかった粉をはらいます。
(再び太い絵筆で白いドーランの上にかかってしまった白粉をはらいます。
特に鼻の出っ張った部分に多くたまっているので、そっとはらいます。
あまり強くブラッシングすると、こすれて白いドーランがピンク色になったり、
黒ずんでしまうので、気を付けて下さい。)
★ヘアバンドをとって、ウィッグをかぶる。
★ドーランは自分の顔を塗り潰すモノです。構成員の顔と自分の顔とを良く見比べて、
工夫して、どんどん似せましょう。そのまま同じ模様を書けば似るというモノではありません。
ふじらは下唇が厚いので、白いドーランで、かなり塗り潰してます。
(「口元が似てるよね」と言われた時はすごく嬉しかったです。)
★ウィッグはマメにブラッシングしましょう。ふじらは買ってから6年以上経ちますが、
一度も洗ったことがないです。でもブラッシングだけで充分さらさらですので。
ミサ後はきちんと乾燥させているので臭くないですし、洗う必要ないと思います。
(周りはみんな洗ってるから、ふじらのこと汚いって思ってるだろうなぁ・・・)
★ふじらのドーラン塗りは、いわば「ぶっつけ本番」ですから、もしこのやり方で
メイクされる場合は、最初っから修正のことは考えない方がいいです。
黒に一番神経使わなければならないのに、赤で修正きくから、黒で修正きくから、
と思っていると、黒の時にもの凄く負担がかかるので、常に丁寧に塗ることだけが
一番のコツである・・・と申し上げておきましょう・・・。
★ハッキリ言ってふじらは、ほとんど修正したことがないので、
これまでに述べてきた赤で修正、黒で修正、以上のことはやったことがないため、
わかりません。ですから、役立たずで本当に申し訳ないのですが、綿棒とか使って
修正するやり方は他のメイク講座を参考にして下さい。ごめんなさいでした。
★ウィッグに縫いつけなくても、ウィッグの内側の穴にピッタリはまる太さのツノを作れば、
少しくらい動いても落ちません。これなら写真を撮る時は付けてて、ミサの時には
取り外せるので便利です。穴より少し太めに作ると、内側から押し出せば、
ピッタリとはまるので、安心して歩けます。
(*戮からの補足*前出のウルトラ怪獣のシッポを使う人は、縫いつけない場合、
自由樹脂などで土台を作ると良いと思います♪)
★三喜のクレンジングクリームとラストローションを使ったメイク落としを紹介します。
・ティッシュペーパーを丸めたモノで、クレンジングクリームを適量とります。
・くるくると円を描く様に顔に塗り、ドーランをなじませます。
・新しいティッシュペーパーで、この作業を顔中のドーランがなじむまでやります。
(ティッシュペーパーは、その都度取り替える。)
・顔中のドーランが紫色になじんだら、何も付けないティッシュペーパーで拭き取ります。
・これ以上、ティッシュペーパーでは拭き取れないトコロまで拭いたら、
コットンパフにラストローションをしみこませ、顔全体を色が完全に落ちるまで拭きます。
・水があるところなら、最後に顔を洗います。
(ラストローションでは、顔を洗わなくても済むくらいキレイに落ちます。もし水がなかったり
時間がない時には、そのまま帰れますが、帰ったらちゃんと顔を洗って下さい。)
・化粧水やクリームの必要な方は、ケアして下さい。(ふじらは殆どやらないです。)
★ほとんどのメイク信者さんが、ペンシルで下書きをする中、ぶっつけ本番を
やり通してるふじらですが、粉のはたき方とか、ラストローションの存在などは、
よく駅のトイレでメイクしてる信者さん達の会話を小耳に挟んで、
そこから勉強してきたことです。
最初から、ぶっつけでやるのは、絶対不安でしょうから、他の人のやり方も参考にして、
自分なりのやり方を確立していって下さい。
ただ、中にはこんなやり方もあるんだぞ
・・・という程度に、お力になれれば幸い中の不幸にございまする。
Spesial Thanks;ふじらこでびす
質問は戮宛にメールでどうぞ!