著者近影

HOW TO DEMON MAKE

−戮の場合−


:ドーランでメイクする利点:

・顔に馴染みやすく、人によっての合う・合わないというのが少ない。
・テクニックいらずで簡単!

その壱:ご用意頂くモノ

・筆(戮はパウダー用以外、絵筆を使用しています。)
  「白」用
    戮は12mm幅の平筆を使用。
    閣下メイクは、白部分多いし、直線が多いので。
    他のメイクなら、多分もうちょっと、細目の方がいいのでは?
    特に和尚!細かそー(^_^; リップブラシがいいのでは?
  「青」用(赤組メイクは赤用)
    5mm幅の平筆使用。リップブラシでもOK!(笑)
  「水色」用(閣下のみ)
    同じく5mm幅の平筆使用。リップブラシもいいね!(←しつこい?(^^;)
  「灰色」用(閣下のみ)
    10mm幅の平筆使用。
  「黒」用
    00番の丸筆&0番の丸筆を使用。
    閣下メイクは、なにしろ縁取りが細いので、慣れるまでは、とことん細い筆をお勧め!
    特に初心者のウチは、毛の部分でなく、軸部分に頼りがちなので、毛足は短めがよいでしょう(^-^)
    閣下以外は、細目のリップブラシで良いでしょう(^-^)
  「パウダー」用
    余分に付いたパウダーを落とすために使うので、柔らかくて、デカい、チーク用ブラシを使用。
    かたい毛だとドーランに跡がついちゃうからだめよん(^^;

・スポンジ(ドーランのムラをなくすのに使います)
  戮は、昔ながらの卵形したファンデーション用スポンジを使ってますが、
  菱形のファンデーション用スポンジが人気のようですね。
  確かに、平らな部分が広い方が使いやすいので、菱形もお勧めです(^-^)
  4個入り\500くらいかな?
  あと、最近お気に入りなのが100円ショップで売ってる卵形のスポンジ。
  普通のファンデーションスポンジとは違ってウレタン製で、すごくきめが細かいので
  綺麗にムラがなくなります(^-^)

・クレンジングクリーム(下地です)
  やっぱり、三善ですかね(^-^)
  \1,000のを使ってます。
  高い!と思う方はベビーオイルでもOK!
  でも、青組メイクは色が残りやすいから、クレンジングクリームの方がいいと思うな。
  赤組はファンデーション用の下地でもOKだと思います。
  コレを塗っておくとドーランの伸びが良くなるので塗りやすいです(^-^)
  ただし、塗りすぎてドロドロになるとムラの原因になるので注意が必要ですが(^^;

・粉おしろい(ドーランのベタつきを防ぎます)
  これも三善使ってます(^-^)
  No.SW(透明)って奴。¥1,000デス。
  高い!と思う方はフツーのベビーパウダーでもOK!
  HOW TO LUKE MAKE担当のROSEAがベビーパウダー使用なので、
  ベビーパウダーを使ってみたい人は、そっちも参考にしてみてね(^-^)

・パフ(粉おしろいをはたきます)
  赤ちゃんのお尻に、ベビーパウダーをはたく時、使うような奴(笑)
  毛足が長いのも良さそうだけど、毛が抜けて顔に付きそうなので、
  戮はあえて毛足の短いのを使ってます。
  白用と色用があるといいかも(^-^)

・メイクを落とすモノ
  色々あります。
  三善のクレンジングクリームでもいいし、ベビーオイルでもいいし、
  ポンズやらシーズやらのクレンジングウォッシュでもいいし・・・。
  戮はビオレメイク落とし「ふくだけコットン」で拭いてから、
  同じくビオレの「メイクも落とせる洗顔料」で洗ってます(^-^)

・歌舞伎油(眉毛をつぶします。閣下以外は必要ないと思う)
  やはり三善です(^-^)
  35g\800のはず。買ったの8年前だから、値上がりしてるかも(笑)
  1本あれば、ずーっと使えます。 
  (値上がりしてました(T▽T)\1000です。)

・アイブロウペンシルorアイライナー(下書き用)
  簡単そうで、難しいよコレは。
  芯が硬すぎると書きづらいし、柔らかすぎると溶けてドーランに混ざっちゃう(T_T)
  戮は資生堂セルフィットやカネボウメディアの繰り出し式アイブロウペンシルを愛用。
  1本\500くらい。
  削らなくて良いので便利です(^-^)
  色はグレーがお勧め。

・ドーラン
  当然、三善です(笑)
  あー・・・ドーランは色がねー(^_^;
  テキトーというか、古いんだよ、戮は(T-T)
  とりあえず「白」はグリースペイントNo.4。
  「黒」はライニングカラーNo.1。
  ・・・で?(笑)
  閣下の「青」は多分ライニングカラーNo.8。
  「水色」がライニングカラーNo.6。参謀の「青」もNo.6かな?
  参謀は最近はクラウンカラーの青って話も聞くけど・・・(^^;
  和尚と殿下の「赤」はライニングカラーNo.4C?
  問題は長官だー(-_-;昔は4Cだったよね?
  今は、もっと朱色っぽいから4Aか、4Bか?ごめんっ!わからんっm(_ _)m
  ついでに言うと、閣下の灰色もわからん(T-T)
  戮は既製の灰色、気に入らなかったので、グリースペイントNo.4(白)と、
  ライニングカラーNo.1(黒)を混ぜて使ってるのよ。
  混ぜる場合は、白全部に、黒を小指の爪の先くらい混ぜればOKっす。 

・その他あると、お役立ちな小物
  タオル・・・メイクを落とすとき、洗顔料で顔を洗う場合は必要です。ってことは、まぁ必需品か?
  ヘアーバンド・・・そのまんま。メイク中、髪を留めるのに使います。別に裏技とかないっす(笑)
  ライター・・・歌舞伎油を溶かします。
  綿棒・・・はみ出ちゃったところを修正するのに使います。
  化粧用の先っぽがとがってるのがいいよん(^-^)
  ティッシュ・・・クレンジングクリームを塗ったり、筆を拭いたり・・・。
  構成員の写真・・・お手本にします(笑)

その弐:下準備

・服装・・・パウダーが付いても、目立たなそうなもの。サテン系の服は、はたけば落ちるから、いいかも。
      黒は、やめた方がいいでしょう(-_-;
      かぶる系の服を衣装にする方は、先に着ておきましょう。

・髪型・・・邪魔にならない程度に、ヘアーバンドやヘアピンで留めましょう。

・リップ・・・唇が荒れてると、皮がむけて赤い色が見えてしまうので、
       リップクリームで潤いを保ちましょう(^-^)
        前の日の夜からケアしておくと、さらにgoo!

その参:さて、メイク

・下地
  お化粧をしてる方は、まずお化粧をきれいに落とします。
  リップクリームを唇に塗って、クレンジングクリームを顔中にまんべんなく塗った後、
  アイブロウペンシルなどで、下書きをします。
  (閣下の場合、下書きの前に、ライターであぶって溶かした歌舞伎油を眉毛に塗って、潰します。
   火傷しないように注意してね(^^;眉が薄い人、柔らかい人は塗らなくてもOK(^-^))
  下書きの線は、失敗したら、ちゃんとティッシュで拭き取って、書き直しましょう。
  余分な線があると、ドーランの上から透けて見えたり、ドーランに色が混ざったりしちゃいますので
  下書きが太くなってしまったり、重ね書きした所などは、綿棒で余分な線を取り除きましょう(^-^)
*******戮の閣下メイク下書き******************************************************
  1、戮の場合、まず、鼻の真ん中のラインから始めます。
    ちょうど顔の中央、ってことは鼻の中央に平行した2本のラインを引きます。
    目の少し上から、鼻のアタマの少し下までね。
  2、で、次に目の上のライン、青の上のラインですね。
    この線は、さっき引いたラインの突端から、こめかみに向けて、やや引き上げるように
    斜めに書きます。(真っ直ぐすぎたり、下がってたりすると格好悪いです)
    で、その開始位置なんですが、戮は眉毛の下に引く感じにしてるんですけど、
    眉毛と目の間が、狭い人と広い人がいると思うので・・・
    目頭と目頭の間に真っ直ぐな横の線をイメージして下さい。
    その線が、最初に引いた鼻のラインと交わるところ、そこから2.5cm程上が、
    だいたい、目の上のラインが始まるところです。
  3、左右対称に、右も左も目の上のラインが引けたら、最初に引いた鼻のラインの下から、
    目頭に向けて、線を引きます。
    鼻に引いたラインの下の突端から鼻の頭に出る手前までに、2〜3mmほど膨らませる感じで
    丸みを帯びた線を引きます。
    その後は、その幅を保ちながら、最初に1で引いた鼻の線と平行して、
    真っ直ぐ上に引きます。
    そして、目頭から1cmくらい下に来たら、目頭にむけてカーブさせ、目頭に繋げます。
  4、目尻から、こめかみへのラインを引きます。
    先ほど引いた、目の上のラインの終点(こめかみ側)に向けて、
    目尻から緩やかなカーブを引きます。
  5、瞼の上に塗る、黒の幅を決めます。
    3で引いた鼻のライン上の、目頭に向けてのカーブが始まった辺りを始点に、
    瞼に向けてのカーブを引きます。
    (瞼の上の、黒の幅は人によって違ってしまいますが、目を普通に開いたとき、
     ほんの少し(1〜2mm程度)、目の上に黒が見えるくらいで良いと思います。
     目のカーブに合わせて、適宜カーブも付けてね(^-^))
    瞼の上に線を引いたら、その線を、そのまま真っ直ぐ4のラインに向けて引き、
    ぶつかる直前で、緩やかに交わるように、少し上向きにカーブさせます。
  6、頬の灰色部分の下書きをします。
    この灰色部分は、人によって全く違って良いと思いますので、小さすぎず、大きすぎず、
    自分の顔の形に合ったサイズを見つけて下さい(^-^)
    ちなみに角は少し、丸みを持たせます。 

  下書きにあたっての一番のポイントは、目の上の青い部分が太くなり過ぎないことかな。
  特に最近の閣下は、目の上の線がどんどん細くなってるので、出来るだけ顔の幅ギリギリまで
  届くくらい横に長く描いて、横に細長い状態にして下さいね(^-^)

  注*この下書きは、あくまでも戮の下書きであって、閣下の模様と全く同じではありません(^^;
    戮の顔に合うようアレンジしてますので、皆さんもご自分のお顔に合うようアレンジして下さい(^-^)
***********************************************************************************
  下書きが終わったら、ベタつきとムラが出来るのを防ぐために、顔一面に粉おしろいを軽くはたきます。
  (このやり方でダマが出来たり、上手くムラにならずに塗れない方は、はたかない方が良いです(^^;)
  パフを白用と色用に分けている場合、色用を使います。
  そして、余分な白粉をパウダー用の筆で落とします。
  白粉が余分に付いてると、ドーランを塗るときにダマが出来ちゃうので・・・。
  白粉は顔の油っぽさがなくなるくらいでOKです。

・白を塗る
  言葉通りです(笑)
  白い部分を塗って下さい(^-^)
  細かいところも、肌色を残さないように、ちゃんと塗りましょう。
  忘れがちな鼻の穴の周りや小鼻の脇、下唇の下もね(^-^) 
  唇はだいたいの黒を塗る部分を残して、白く塗ってしまいます。
  ただし、後から白を足すと、ムラが出来て汚くなるので、多めに塗ってしまいましょう!
  黒で塗り潰すことはいくらでも出来ます。
  (だいたいで残すのが難しい人は、下書きの時点で唇の形も書きましょう(^-^))
  全部塗ったら、スポンジの平らな部分を使って、白い部分を軽く叩いて、ムラを無くします。

・粉おしろいをはたく
  白用のパフで粉おしろいを、はたきます。
  こすっちゃダメよん、かるく、でもまんべんなく(^-^)
  隅々まで、触ってもドーランが手に付かなくなるようにはたきます。
  でも、はたきすぎると、笑いジワなどがひび割れてくるので、注意!
  はたいたら余分な粉を、パウダー用の筆で、かるくはたいて落とします。
  まつげに付いてしまった粉は、目に入るとイケナイので、指先にほんの少し水を付け、
  こすり落としましょう。

・色を塗る
  長官・和尚・殿下は赤を塗ります。
  参謀は青を。
  閣下は、まず灰色を塗りますが、ここがデーモンメイク一番の難関かも(^_^;
  なにしろ、縁取りの黒い線がないので、ごまかしが一切ききません。
  角も丁寧に書きましょう。
  白と灰色の間に下書きの線が見えないように、もちろん肌色も見えないようにね(^-^)

  次は、青です。 
  まぶたの上まで塗ります。真ん中より、少し目頭よりのあたりまで。
  (最近の閣下は、もっとこめかみの方まで青くなってます。
  戮のメイクはちょっと古いので(^^;)

何故かここから、画像が青っぽくなっちゃってるけど気にしないで下さい(^_^;

  そして水色。
  青との境目まで、きっちり塗ります。
  境目をハッキリさせず、グラデーションにしたい人は、
  水色を塗った後、再び青の筆を持ち、青い部分から水色の部分へ
  ドーランを流すようにしてみて下さい。
  筆に青いドーランを付けてね(^^;
  ひとはけごとにティッシュで筆を拭くと、色が混ざり過ぎなくて
  綺麗に出来ると思います。

・最後に黒!
  ここも難関ですよぉ。
  ぶれない、はみださない、角まできっちり!
  縁取りがきれいか、そうでないかで、メイクの仕上がりの印象が全然違ってしまいます。
  特に閣下メイクは、縁取りが一番細いので、高度な技術(?)が必要です(笑)
  時間をかけて、丁寧に書いて下さい。
  はみ出たら、綿棒で削って直してね(^-^)・・・あんまり修正が多いと汚くなるけど(T-T)
  そうそう、閣下メイクは目の下がにじんでしまうので、目の下にラインを入れる前に
  たっぷり粉おしろいをはたいておくと、いいと思います。
  ちなみに戮は、目の上のラインや、目頭・目尻の塗りつぶす部分は0番、
  それ以外は00番の筆を使ってます。

  唇も忘れずに描きます。
  分厚くなってしまうと格好悪いので薄めに描いてね(^-^)
  その後、色用のパフで、粉おしろいをはたきます。
  その際、パフにおしろいがまんべんなく付いていないと、色が白い部分に付いちゃったり
  するので、気を付けて!
  パウダー用の筆で余分な粉を落として・・・出来上がり!
  (ベビーパウダー使用の人は、ROSEAのやり方を参照にしてね(^^;)
  ちなみに粉白粉の白が残ってしまっても、時間が経つと、たいてい透明になります。
  もし、透明にならなければ、指先に軽く水を付けて、上からおさえて下さい(^-^)
  ウェットティッシュで軽く擦ってもOK(^-^)b

その四:後かたづけ

メイク道具を片づけましょう。
筆は、まとめてしまうと、白の筆に黒が付いてしまい、洗っても落ちなかったりするので
その場で洗ってしまうのも良いでしょう(^-^)
ビオレ「メイクも落とせる洗顔料」等で洗うときれいになります。
道具を片づけたら、周りのお掃除もしましょう。
特に公共の場(駅のトイレとか)を使用した場合は、付けてしまったドーランや、
散らかしてしまったパウダーを、ちゃんと拭き取りましょうね(^-^)

その伍:着替え

メイクが出来たら衣装に、お着替え。
戦闘服じゃなくても、その構成員らしい服や、オリジナルの衣装で、メイクを引き立たせましょう(^-^)
DEMONメイクなら、完全コピーの戦闘服じゃなくても、ベストにスパッツ、ロングブーツだけでも
十分それっぽくなります(^-^)
冬ならベストの中に、フリフリの金や黒やオレンジのサテンブラウスを着ても良いでしょう(^-^)

オマケ:メイク道具のお手入れ

筆・スポンジ・パフは、1回1回、ちゃんと洗いましょう。
戮は最高2年、スポンジを洗わずに、遂にカビさせたことがあります(-_-; (←汚ねーっっ!)
全て、クレンジングウォッシュ(メイククレンジング)などの、メイク落とし専用洗顔料で洗えます。
洗った後は、よく乾いてからしまいましょう(特にパフとスポンジはっ!カビます(笑))。

最後に:ご挨拶

文章で、メイクを説明するってのは、えらい難しいです(^^;
それに、真の極意(爆)っていうのは、メイクをしていく中で得るモノだと思いますので、
もっともっと上手くなりたいっ!という方は、練習を重ねて下さい(^-^)
ちなみに、ココで紹介した方法は、あくまでも戮が使っているメイク方法です。
メイクのやり方というのは、他にも色々ありますので、是非、他のメイク信者さんの意見も
参考にしてみて下さい。
ここにも、あと4人のメイク方法が載っています。
閣下メイクをやりたい方でも、他の人のメイク方法も参考になると思いますので、是非、見て下さいね(^-^)
文章中、わからない表現等がありましたら、遠慮なくバシバシメールを下さい(^-^) 

ちなみに髪を立てたい方はDEMONメイクで髪を立てよう♪を御覧下さい(^-^)


質問等はメールでどうぞ!